ゴム製品には「天然ゴム」と「合成ゴム」の2つに分かれています。
しかし、どのような特徴があるのでしょうか。
この記事では、合成ゴムについて詳しくまとめました。
▼合成ゴム
合成ゴムとは、ナフサや石油の副産物から人工的に製造された化学工業品です。
タイヤ・ホース・ベルト・ドア・窓など、自動車産業で多く利用されています。
合成ゴムにはシリコーンゴム・ウレタンゴムなど、大きく分けて15種類あるんです。
しかし原料や製造法が多種多様であるため、100種類近く存在していると言われています。
■特徴
合成ゴムは種類によって特徴がさまざまで、用途に合わせて使い分けられているんです。
・耐油性、耐熱性に優れている
・乾燥や太陽の紫外線に対しても劣化しない
・空気を透過しない
・油、特定の化学物質に耐性がある
・広い温度範囲に弾力性がある
また、輪ゴムのような柔らかいものやプラスチック製品のような硬いものまで製造することが可能なんです。
▼合成ゴムの生産量と消費量
日本で作られている合成ゴムの生産量や消費量は、世界でトップ5に入ります。
また消費量は約60%で、日本で使用されている合成ゴムは90%近くが日本製なんですよ。
▼まとめ
合成ゴムは、石油やナフサを原料として作られている化学工業品です。
種類によって特徴が異なるため、広範囲で活用されています。
日本で作られている合成ゴムは、世界と比べて生産量や消費量が上位なんですよ。
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